2003.2

2003.2　鑑賞作品

２月中に観た映画です。わかりやすく★表示しました。

映画館でみたもの

　ビデオ・ＤＶＤやテレビでみたもの

ジャンル別一覧

人気のクチコミテーマ

映画館で観た映画

喜びも悲しみも幾歳月

(2024-11-05 00:00:21)
今日見た連ドラ。

カムカムエヴリイバディ　NHKドラマ…

(2022-01-28 23:32:16)
宝塚好きな人いませんか？

星組「記憶にございません！／Tiara …

(2024-11-03 20:52:51)

●ザ・ウォッチャー★☆☆☆☆

2000.アメリカ/◎監督...ジョー・シャーバニック
◎出演...キアヌ・リーブス、ジェームズ・スペイダー、マリサ・トメイ、アーニー・ハドソン
◎STORY...残酷な手口で連続殺人を続ける男グリフィンに恋人を殺されたFBI捜査官キャンベル。彼はそのショックでボロボロになっていた。
◎・・とあらすじにあるのですが、あらすじ読まずにみるとみていてもグリフィンとキャンベルの過去のつながりがいまいちよくわかんないんだなあ～。宮部みゆきの「模倣犯」ピースを思わせる犯人像ですね。

●サベイランス/監視★★★☆☆

2001.アメリカ/◎監督...ピーター・ホーウィット
◎出演...ライアン・フィリップス、ティム・ロビンス、レイチェル・リー・クック、クレア・フォーラニ
◎STORY...巨大ソフトウェア企業ナーブの開発チームにスカウトされた若き天才プログラマーマロイは、驚くべきスピードで完璧なソフトを次々と生み出す社長ゲーリーに疑問を感じる。そしてかつての仲間が殺される・・。
◎緊迫感があっておもしろく見ました。どんでんがえしも有。

●ウエディング・プランナー★★★☆☆

2001.アメリカ/◎監督...アダム・シャンクマン
◎出演...ジェニファー・ロペス、マシュー・マコノヒー、ブリジット・ウィルソン・サンプラス、ジャスティン・チェンバース
◎STORY...フィオレは有能なウェディング・プランナー。ある日、交通事故にあいかけた彼女は助けてくれた医師スティーブにほのかな恋心を抱くが彼はフィオレのクライアント、社長令嬢フランのフィアンセだった。
◎いわゆる結婚式場、に近いノリの場所だけどきれい～。スタッフ同士で花嫁の父のことを「FOB」っていうんですね、ファーザー・オブ・ブライドの略だって。なんか、最後がよかったからうまくまるめこまれたが、マッシモかわいそ～。

●エボリューション★☆☆☆☆

2001.アメリカ/◎監督...アイヴァン・ライトマン
◎出演...デヴィッド・ドゥカブニー、ジュリアン・ムーア、オーランド・ジョーンズ
◎STORY...アリゾナ、グレン・キャニオンに落下した隕石に付着していた液体には謎のDNAが含まれていて、恐るべき速度で進化する。
◎ところどころあの「ゴーストバスターズ」を思わせるばかばかしいおもしろさが感じられるけれど、やっぱり「GB」のほうがおもしろかったな～。役者の差かしらん。

●あの頃ペニー・レインと★★★★☆

2000.アメリカ/◎監督...キャメロン・クロウ
◎出演...ビリー・クラダップ、ケイト・ハドソン、フランシス・マクドーマンド、パトリック・フュジット、ジェイソン・リー、アンナ・パキン
◎STORY...1973年、ロックに夢中の１５歳の少年ウィリアムは、憧れのロック・ライター、レスターに原稿を送ったのがきっかけで音楽ライターへの道を歩み始める。人気バンドのツアーに同行し、グルーピーの少女ペニー・レインに惹かれていく。
◎いいですねえ、音がね。ステージの時はギンギンのロックなんだけど、ふだんバックに流れたりバスの中でみんなで歌ったりしてるのはアコースティックギターのストロークなんですね。お姉ちゃんが家出するときにサイモン＆ガーファンクルの「アメリカ」が流れたのも泣かせますね。この曲、大好き。ついでにNYのシーンで「ニューヨークの少年」も流してほしかったな。バスをのりすてて飛行機に乗ったところが寂しかったですね。何かを捨てて何かを得ていく。けど捨ててはならない大切な何かもあるんだよね。ケイト・ハドソン、あんまり面影ないな～、ゴールディ・ホーンの・・。

●恋する遺伝子★★★☆☆

2001.アメリカ/◎監督...トニー・ゴールドウィン
◎出演...アシュレイ・ジャッド、グレッグ・ギニア、ヒュー・ジャックマン、マリサ・トメイ、エレン・バーキン、ローラ・リーガン
◎STORY...TV局で働くジェーンがなぜか新任プロデューサー、レイと急接近。とんとん拍子に同棲までこぎつけるも突如破局！経験を基に男性論を匿名で発表したジェーンは一躍時の人になってしまう・・
◎ヒュー・ジャックマンって「ＮＹの恋人」のときとぜんぜんちがう！あのときはちょっとぼ～っとした貴族だったが、今回は心淋しきプレイボーイだ。背がすらっとしてかっこいいね。もてそうだ。

●バンディッツ★★★★☆

1997.ドイツ◎監督...カーチャ・フォン・ガルニエ
◎出演...カーチャ・リーマン、ヤスミン・タバタバイ、ニコレッテ・クレビッツ、ユッタ・ホフマン、ハンネス・イェニケ、ヴェルナー・シュライヤー
◎STORY...警察のパーティの為にロック・バンド、バンディッツを結成した4人の女囚が脱獄に成功。だが彼女らに目をつけたレコード会社が彼女らのデモテープでＣＤを売り出し人気者に。行く先々でゲリラライブを行いながら逃避行を続けるが、次第に追い詰められていく。
◎ひよこさんはじめ、楽天のサイト仲間さんの評判がおしなべていい作品だったのでみてみました。やっぱり、音楽でしょうかね。ハリウッド作品には絶対出せない、リンゴをしゅぱっと割ったような爽やかな感じっていうかな。ストーリー的には「明日に向って撃て！」というか「テルマ＆ルイーズ」・・女性ばかりだし、途中の人質がどことなく若き日のブラピをほうふつとさせていて、「テルマ＆ルイーズ」っぽかったかな。

●Ｄｒ.Ｔと女たち★☆☆☆☆

2000.アメリカ/◎監督...ロバート・アルトマン
◎出演...リチャード・ギア、ヘレン・ハント、ファラ・フォーセット、ローラ・ダーン、シェリー・ロング、タラ・リード、ケイト・ハドソン、リブ・タイラー
◎STORY...リッチでハンサムな産婦人科医Ｄｒ.Ｔは患者たちにももてもてで夫としても父としても完璧・・しかし妻が精神を病み、結婚間近の娘にも問題が。
◎女優陣の豪華なこと～。ひさびさのファラも美しかったしね。でも話はよくわかんない。アルトマンって「ショート・カッツ」の人だったかな。あれはごちゃごちゃしてても最後はがっちりまとまっていっておもしろかったけどなあ。これはこんなに華やかなキャストなのにもったいないって感じ。

●彼女を見ればわかること★★★★☆

1999.アメリカ/◎監督...ロドリゴ・ガルシア
◎出演...グレン・クローズ、ホリー・ハンター、キャシー・ベイカー、キャリスタ・フロックハート、キャメロン・ディアス、エイミー・ブレナマン、マット・クレイヴン、グレゴリー・ハインズ
◎STORY...一見自立していて幸せそうに見える女性たちの心の底の痛みや孤独、希望をすくいあげた珠玉のオムニバス。５つのエピソードから成るが、それぞれの登場人物が同じ役柄で少しづつ出演しているのも楽しめる。
◎どうせ豪華出演陣なら、このくらいの作品は作ってほしいよね、と思う。これは面白いよ。上にも書いたけれど、５つのエピソードがあって、それぞれ主人公がちがうんですが、そのときどきの登場人物が他の話にもちょろちょろっと出てくるんですね。こういうのはとても楽しいよね。例えば主人公の相手役だった男が次の話では病院の受付やってたり、最初の主人公の女医が、他の話ではその話の主人公の堕胎をする執刀医だったりね。「人の輪」を感じる。それからふだん何気なくモノみたいに接している人にも、その人なりのドラマがあるんだなと。いらない人間なんていない、そう感じられる。

●チアーズ！★★★☆☆

2000.アメリカ/◎監督...ペイトン・リード
◎出演...キルステン・ダンスト、エリザ・ドゥシュク、ジェシー・ブラッドフォード、ガブリエル・ユニオン
◎STORY...高校のチアリーディング・チームの新キャプテンになったトーランス。目指すは全国大会優勝！しかし練習していた振り付けが別の有力チームからの盗作と知って大ショック！！
◎キルスティン・ダンストっていうと、ずいぶん昔から活躍しているがじっさいはまだ２１，２歳なんですね。びっくりです。そんな彼女の等身大、という感じの映画です。若さがはじけている。グゥイネス・パルトロウが当初はこの役をやるはずだったという話もきいたけれど、ダンストのほうがよかったと思うな～。クライマックスの全国大会でのパフォーマンスのシーンはわくわくしながらみてしまったのですが、ついつい比べてしまったのが「ウォーターボーイズ」。あれも、シンクロのシーンはたしかによかったんだけど、他の話がチグハグすぎたね。あくまで話の中のシーンとして、それこそ水の中でバタバタさせる足をみせるようなことはしないでほしいです。

●普通じゃない★★★☆☆

1997.アメリカ/◎監督...ダニー・ボイル
◎出演...ユアン・マクレガー、キャメロン・ディアス、ホリー・ハンター、デルロイ・リンドー、イアン・ホルム、モーリー・チェイキン
◎STORY...清掃ロボット導入で巨大企業の清掃係をクビになったロバートは、怒って社長室に怒鳴り込み、説教されている社長令嬢のセリーンを誘拐するハメに。しかしそれは天国でふたりを結びつけるよう命令された天使のさしがねだった。
◎スタイリッシュなのね～。最初の天国のシーンはどこも真っ白でとてもきれい、次にプールで泳ぐキャメロン。これがまた、内臓がどこに入ってるんだ？？って思うくらい・・お尻なんかまったくナイ・・このころのキャメロン・ディアスの美しさはすごいなあ。かなり若いですね。特にこの人は横顔がキレイだな。ユアンも、若いです。「ムーラン・ルージュ」をみてからきくと、やっぱりこの人は声がいいな～。電話ボックスで脅迫のレッスンをするトコが面白い。そこここに「人のよさ」がでていて可愛いヒトなのだ。あと、エンディングが凝っていた。

●ウインドトーカーズ★★★☆☆

2001.アメリカ/◎監督...ジョン・ウー
◎出演...ニコラス・ケイジ、アダム・ビーチ、ロジャー・ウィリー、クリスチャン・スレーター
◎STORY...第二次対戦中、米軍はナバホ族の言語を基にした暗号を開発。通信兵として訓練されたナバホ族のヤージーは海兵隊員の軍曹エンダースの護衛のもとサイパン島に送られる。
◎エンダースの使命は、たとえヤージーを犠牲にしてでも暗号が漏れるのを防ぐということだ。それを知っているからエンダースはあまりヤージーと親しくならないように警戒している。オックスとホワイトホースは逆だ。二人の奏でる楽器の音色がだんだんととけあっていき、ひとつになった瞬間の美しさ。けれどエンダースとヤージーの間にもやはり友情は育つ。回り道をしても近道しても同じところに行き着くように。

●ブリジット・ジョーンズの日記★★★★★

2001.イギリス/◎監督...シャロン・マグワイア
◎出演...レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース、ジェマ・ジョーンズ、シャーリー・ヘンダーソン
◎STORY...出版社に勤めるブリジットは３０歳の誕生日に誓いをたてる。それはタバコ、酒を減らしダイエットし、素敵な彼氏をみつけること。
◎「ウインドトーカーズ」みたいな人間ドラマよりも、ドジなブリジットの恋の話にじーんときてしまうのは不思議だ。まあともかく、ラストあたりはすごくじんときてしまったのだった。ブリジットの飾らないところ、善良なところはみていてとても好きになってしまって、自分か、自分の友人のように見えてしまう。実際昔の自分のようなところもかなりあったりして、なつかしい。酔っ払って「ＡＬＬ　ＢＹ　ＭＹＳＥＬＦ」を大声で歌うとこなんて、可愛い。弁護士の彼氏役がいい。カタブツでどうしようもないのだが、ブリジットの部屋でのパーティで料理するときの彼は本当に素敵。彼の存在は大きいな～。

●サイン★★☆☆☆

2002.アメリカ/◎監督...Ｍ・ナイト・シャマラン
◎出演...メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス、ローリー・カルキン、アビゲイル・ブレスリン
◎STORY...元牧師の農夫グラハムのトウモロコシ畑から息子モーガンの悲鳴が聞こえる。グラハムが弟メリルと共に駆けつけると、一夜にして巨大なミステリー・サークルが出現していた。
◎なんとなくつじつまあわせってかんじの話という気がするんですけどどうでしょう？監督、でたがり？

●オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー★★★★☆

2002.アメリカ/◎監督...ジェイ・ローチ
◎出演...マイク・マイヤーズ、セス・グリーン、ヴァーン・トロイアー、ミンディー・スターリング、ノブ・マツヒサ
◎STORY...舞台は2002年。尊敬すべき、また英国が愛してやまないスーパースパイである父、ナイジェル・パワーズがDr.イーブルの差し金によって誘拐されてしまう。父を救うべく1975年へタイムスリップしたオースティンは75年当時の公私に亘るパートナー、フォクシー・クレオパトラと共にDr.イーブルの協力者であるキンキラ悪党、ゴールドメンバーらに立ち向かう。おなじみの宿命の対決やいかに。またオースティン、Dr.イーブルの数奇な運命と過去が明らかに……！？
◎これは好みがかなり分かれる映画でしょう。私は好きです。オープニングのとこ笑えた・・日本人の女の子はわりとイマ風だったけど、日本企業は、どうなんでしょう、ちょっと韓国風？！じっさいはもうちょっとアメリカ風ですよね。Ｍｒ.ロボト役のノブ・マツヒサはデ・ニーロのビジネス・パートナーの「世界一有名な板前」、イチローの次に有名な日本人だそうです。

●チョコレート★★★☆☆

2001.アメリカ/◎監督...マーク・フォスター
◎出演...ビリー・ボブ・ソーントン、ハル・ベリー、ヒース・レジャー、ピーター・ボイル
◎STORY...息子に目の前で自殺された人種差別主義者のハンクはある日子供のひき逃げ現場に遭遇し病院に送り届ける。子供の母親はハンクが勤めていた刑務所で死刑を執行した囚人の妻だった。
◎うまくまとまっていたし、いい話だった。が、このくらいの話だともう少し時間がほしいなあと思ってしまった。ハンクの息子との確執とか、息子の死やレティシアとの出会いからの心の動きの描き方が少し荒いかんじがした。ハル・ベリーの演技は、どうなのかな。ちょっとオーバーだったような気がしたな。特別よかったとは思わないけれど。それにしてもどうしてもよくわからんのは邦題サブの「たかが愛の、代用品」というコピーなんですけど。どういう意味？私がちゃんとみてないんでしょうか？

●チェルシーホテル★★★☆☆

2000.アメリカ/◎監督...イーサン・ホーク
◎出演...ユマ・サーマン、ビンセント・ドノフリオ、ロバート・ショーン
◎STORY...アーティストの卵など個性的な住人が暮らすホテルで詩人を夢見ながら働くグレースは芸人志望の恋人の独善的な振る舞いに振り回されていた。画家のフランクはそんな彼女に思いを寄せる。
◎「ミリオンダラー・ホテル」に雰囲気、シチュエーションがなんとなく似ていた。ヒロインも、ミラ・ジョボビッチ＝ユマ・サーマンって、なんとなく似てるんだよね。でもなかなかいいかんじでした。美的感覚、いいよ、イーサン。

●ジャスティス★★★☆☆

2001.アメリカ/◎監督...グレゴリー・ホブリット
◎出演...ブルース・ウィリス、コリン・ファレル
◎STORY...アウクスブルク郊外にあるドイツ軍捕虜収容所で白人兵士の遺体が発見された。容疑者として同じ米兵の黒人将校が逮捕される事件を巡り、大学で法律を学んでいたハート中尉が弁護を引き受けることになる。
◎原題は「HART’S　WAR」。「ハート（中尉）の戦争」だ。若い中尉ハートにとっては黒人将校の弁護を任されてからがほんとうの戦争だったのかもしれない。けっこうむずかしくて、２回みたのですが１回目は文句なしに寝てしまった（笑）。私としては単純に、人種差別ってやっぱりいやだなって思いました。小学生の感想みたいだねこりゃ。

●オースティンパワーズ★★★☆☆

1997.アメリカ/◎監督...ジェイ・ローチ
◎出演...マイク・マイヤーズ、エリザベス・ハーレー、マイケル・ヨーク、ミミ・ロジャース、ロバート・ワグナー、バート・バカラック
◎STORY...１９６７年、オースティンは宿敵Dr.イーブルを追い詰めるが冷凍冬眠装置付ロケットで逃走。オースティンも冬眠し、30年後目覚めたときはモテモテだったオースティンのセンスもすっかり時代遅れになり、Dr.イーブルもトンチンカンなことを言って部下にバカにされる始末。そして対決の時が・・
◎「ゴールドメンバー」を先にみてからだと、これはかなりおとなしく感じる。ところどころ入るバカラックの歌がノスタルジックでよいです。死んでしまう「その他大勢」のDrイーブルの手下の家族や友人がでてくるシーンがあって、そこだけ妙なかんじ。あれも一種の風刺なんだろうか？

●男はつらいよ・寅次郎相合傘★★★★☆

1975.日本（松竹）/◎監督...山田洋次
◎出演...渥美清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、船越英二、前田吟、太宰久雄
◎STORY...東北の旅先で蒸発男と知り合った寅は、かつて思いを寄せたキャバレー歌手のリリーと再会、何度かケンカと仲直りを繰り返す二人は東京へ戻り、「とらや」の面々はふたりの結婚を画策するがやはり堅気にはなれない運命だった。
◎お互いに好きなんですよね、寅とリリーは。限りなく「一緒になる」というところの近くまで寄っていっているのに、ふみこたえる。お互いに。絶対に一線をこえようとはしない。それが寅の精一杯の愛のあかしなんですね。こんな深い、見ていてせつなくなるような愛があるだろうか。